注意要注意 ステロイド入り化粧品の回収情報
  • 国民生活センターは2008年7月16日、「ステロイドは含まない」と表示された輸入化粧クリームから、医薬品並みの濃度のステロイド成分が検出されたと発表しました。
    連絡を受けた東京都は同日、薬事法(化粧品基準に適合しない化粧品の販売、製造などの禁止)違反にあたるとして、業者に製品の販売中止と回収を指示しました。この化粧品は米国企業が製造、「ラバンナ」(東京都新宿区)が輸入した「NOATOクリーム」で、同製品から最も強いステロイド外用薬の成分に該当するプロピオン酸クロベタゾールが検出されました。

  • 山梨県および厚生労働省は、株式会社ヴェルシーナが発売している3種の化粧品(フェアリースキン、ビン モイスチャー、エンジェルグレース モイスチャークリーム)に化粧品基準で配合が認められていない「吉草酸ベタメタゾン」(ステロイド)が検出されたたため、自主回収を指示した旨を公表しています。

    詳しくは、日本皮膚科学会ホームページ(http://www.dermatol.or.jp/index.html)の最新ニュースをご覧ください。

    このような販売方法が続出しています。
    ステロイド剤は医師の診断・指導に基づく処方が必要な薬です。専門医の正しい目がとても大切です。過大な広告に安易にだまされないようにしましょう

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