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かゆみをやっつけよう 弱いかゆみがある時の外用療法(スキンケアを中心にしましょう) 保湿外用薬の種類

保湿外用薬の種類

保湿外用薬ほしつがいようやくにはいろいろな種類があります。主な保湿外用薬とその長所・短所を表にしめします。具体的ぐたいてき選択せんたくは、皮膚ひふ科の医師いしから処方しょほうしてもらうか、あなたの皮膚の状態じょうたいに合わせて指示しじしてもらいましょう。また、市販しはんのものでも、あなたにとって使用感のよいものであればかまいません。主治医しゅじいにはどのような保湿外用薬を使用しているかを知らせてください。保湿外用薬には、軟膏なんこうのほかにクリームやローションなどもあります。夏に保湿軟膏を塗るとベタついて気持ち悪い感じがする場合があります。クリームやローションはベタつきが少なく、塗りやすくなっています。季節により、また個人こじんの好みに合わせてそれらを試してみるのもよいでしょう。大切なことは、保湿を継続けいぞくすることです。






保湿外用薬 長 所 短 所
油脂性軟膏
(白色ワセリン、プロペト、サンホワイト、プラスチベース、
亜鉛華単軟膏、親水軟膏、アズノール軟膏)
  • 保湿外用薬の基本
  • 安価
  • 刺激感もほとんどない
  • ベタつく使用感が好まれない場合がある
尿素クリーム、ローション
(ウレパール、ケラチナミン、
パスタロンなど)
  • 保湿効果が高い
  • ベタつきが少ない
  • 皮膚炎の部位に塗ると刺激がある場合がある
ヘパリン類似物質
(ヒルドイド、ヒルドイドソフト、
ヒルドイドローション)
  • 保湿効果が高い
  • ベタつきが少ない
  • 塗りのばしやすい
  • 種類によりわずかなにおいがある
セラミド
(キュレル、AKマイルドクリーム)
  • 角質細胞間脂質で、皮膚本来の保湿機能を担っている物質
  • 高価
  • 医師からの処方ができない
その他
(ユベラ軟膏、
ザーネ軟膏、オリーブ油)
  • 比較的ベタつきが少ない
  • 製剤によって異なる

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