アトピー性皮膚炎 九州大学医学部皮膚科学教室TOPへ
スキンケア
秀道広1)、高路修2)、望月満3)、田中稔彦1)
1)広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻探索医科学講座、2)県立広島病院皮膚科、3)国立病院機構呉医療センター皮膚科
研究要旨 はじめに 研究目的 研究方法 研究結果 考察 結論 参考文献
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評価表の見方
評価法の見方
研究方法
保湿外用薬を用いたアトピー性皮膚炎の治療効果に関する文献の検索と集積を行う。PubMed On line、Cochrane library 2002、Clinical Evidence ver 7、医学中央雑誌データベースを調査対象とした。PubMedでは(1)「atopic skin care」、(2)「atopic and emollient」、(3)「atopic and moisturiz*」、(4)「emollient and TEWL」、(5)「emollient and capacitance」、(6)「moisturiz* and TEWL」、(7)「moisturiz* and capacitance」の検索式にclinical trialとhumanのlimitsをかけて得られた文献から、目的にあった文献を収集した。平成15年10月の時点で、(1)の検索式で1件、(2)で24件、(3)で7件、(4)で18件、(5)で15件、(6)で6件、(7)で12件の文献が得られた。(1)から(7)で得られた文献はほとんどが重複しており、目的にあったものは5件であった。医学中央雑誌では(8)「アトピー性皮膚炎 x スキンケア」、(9)「アトピー性皮膚炎 x 保湿」の検索式に研究デザインとして「メタアナリシス、ランダム化比較試験、比較臨床試験、比較研究」の限定をつけて検索したところ、(8)で5件、(9)で2件の文献が得られた。これらの文献のうち、5件が目的に合致したものであった。Cochrane library 2002、Clinical Evidence ver 7では5件のRCTが見いだされていた。
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