アトピー性皮膚炎 九州大学医学部皮膚科学教室TOPへ
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬
溝口昌子、上西香子
*聖マリアンナ医科大学皮膚科
要旨 はじめに 研究目的 方法 結果 考察 参考文献
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬評価表一覧
評価表の見方
評価法の見方
方法
アトピー性皮膚炎に対する抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬治療の文献の検索、集積を行った。対象群10例以上、比較群10例以上、計20例以上の文献をとりあげた。2000年6月までの文献については原則として、すでに報告された抗ヒスタミン薬に関するシステマティックレビュー1,2)によった。これにより19報告3, 4, 6-20, 22, 24)が抽出された。その後の海外の論文については、PubMedから検索を行った。検索式として(atopic dermatitis OR atopic eczema) AND antihistaminesを用いて検索された72文献から目的にあう2文献5, 23)を抽出した。本邦の文献については、海外のシステマティックレビューでは足りないと考え、医学中央雑誌のウェブ版で可能な1983年以降を検索した。検索式は、(皮膚炎-アトピー性/TH or アトピー性皮膚炎/AL) and ( "Histamine Antagonists"/TH or 抗ヒスタミン薬/AL) を用いたところ84文献が検索できたが、このうち原著で絞り込みをし、得られた19文献から目的にあう1文献25)を抽出した。また、システマティックレビューにあった文献からの孫引きで有用と思われた1文献21)を追加した。
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